式波シリーズであたしだけが残った。でもそれって当たり前よね。このあたしだし。
「うっ…うっ…」
「処女膜は確認。射精まで動きます」
あたしはエヴァのパイロットになるまで、そしてなってからも、訓練と称したセックスを強要されていた。完璧な人間であるか、確かめる為。受精出来るか。子どもが産めるかどうか。
何人もの式波シリーズは、肉体より精神を病んで壊れていった。けどあたしは平気だった。
「出るよ、出るよアスカちゃん…!」
「早く出せ、この、早漏…!」
毎晩毎晩相手は変わってた。研究員だと言っていたけど、本物は何人いただろう。あたしは父親も解らない子を、何人も宿した。無事に産んで、処女膜は再生されて、またセックス。完璧な人間ってなんなんだろうとふと考える時がある。
「んぉおお……!」
びゅるびゅると奥まで入ってくる、きったない精子。世界を救う為。エヴァに乗る為。あたしが一番である為に。
「アスカちゃん、今度は僕の子産んでね」
「知らないわよ。毎日毎日中出しされてるんだから」
「そうだよね、毎日エッチしてるんだもんね」

***

数ヶ月経つと、またあたしの腹が膨らんで来る。
赤ちゃんがいる。もう5度目だった。エヴァの呪いのせいで歳は取らない。肉体も老いない。
「腹ボテアスカかぁ。たまんないよ」
妊娠しても、セックスが止むわけでもない。安定期に入らなくても入っても、あたしのマンコにはチンポが出入りする。
慣れたもので、もう痛くて泣いたりもしない。
「アスカちゃんのおまんこ、精液の匂いがぷんぷんするよ。何人とエッチしたの?染み付いちゃってるねえ」
男達は、あたしを後ろから前からと好きなように犯していく。
「それじゃ入れるね。赤ちゃんびっくりしちゃうかなあ」
「ん……っ」
男達にあたしの都合なんて関係ない。腰を掴まれ揺さぶられ、体を貪られていく。
「マリちゃんもね、頑張ってるから。アスカちゃんも負けないようにね」
コネメガネも同じようなことになってるって言ってたけど、そんな苦じゃなさそうだった。この間なんて、トイレでチンポ咥えてるの見たし。ところ構わずヤッてるなんて神経を疑う。いや、あたしも同じムジナか。
人間らしい事を証明する為の実験なんて言ってるけど。人間じゃないから、こんなにセックスして、孕まされてるんじゃないかって思う。
「声出していいからね」
出すほど気持ち良かったらね。
「イク、イクよ!中に出すからね!」
幾度なく受け入れてきた精液。
中にはひどいやつもいた。何日も風呂に入ってないとか。チンポ洗ってないとか。多分そいつらは研究員じゃない。その研究員から、金であたしを買った奴らだろう。
「ん……」
ずるりと抜け出る。
「アスカちゃん、綺麗にしてくれないかな?」
「するわけないでしょ、きったない」
「ああ、もっと言って」
ぐいっとチンポを踏みつけてやると、また先っぽから精液が出てきた。足にも掛けられて不愉快。
ニヤニヤ笑いながら男達は出て行く。この繰り返し。
男に入れられて、孕まされて。あたしはエヴァのパイロットになったのに。こんな事意味あるわけ?
リツコが記録をしているらしいけど、こんなの何の証明になるのよ。
……男が去ると、ちょうどよくそのリツコから電話が来る。
「もしもし」
『終わった?今日はあと2人よ。もう行かせるわ。3Pでも大丈夫でしょ?』
「平気よ。とっとと来させて」
3Pなんて平気どころじゃない。今まで10人近くの男に輪姦された事だってある。
あたしはエヴァのパイロット、式波・アスカ・ラングレー。
大丈夫。まだあたしはやれる。

FIN