コンコンとノックをして待つこと数秒。
 扉は内側から開けられ、顔を覗かせたのは若い青年だった。髪が茶色くて肩にかかるほど長く、軽薄そうな印象を覚える。その上、裸だった。引き締まった体は一糸纏わず外気に晒されていて、べっとり濡れたペニスも垂れ下っている。
 思わずそこに目を向けてしまった少年は、慌てて視線を上げた。

 「おう、入れよ。もう始まってるぞ」

 顔見知りではない。しかしこの部屋に来るからには事情を知っているのだろう。疑うことも互いに名乗ることもなく部屋に招き入れられた。
 少年が部屋の奥へ進むと、心待ちにしていた光景を目にする。
 惜しむらくはチャラそうな青年と太った中年の男がいたことだが仕方ない。それを差し引いても、パンツの中で痛いほどに勃起しているのは自覚していた。

 ベッドの上でひっくり返されて、手首と足首が手錠で繋がれて自由を奪われ、まんぐり返しの状態で、目隠しをされている裸の少女。
 綾波レイ。彼女の噂を聞いて来た。
 今は太った中年の男がのしかかり、ぐちょぐちょに濡れた膣に太いペニスを突っ込んでいて、上から体重をかけて叩きつけるようにピストンを繰り返している。彼が腰を振る度にいやらしい水音が聞こえてきて、噴き出すようにして愛液が掻き出されていた。

 初めて生で見るセックス。
 二人の接合部に視線を奪われて、ゴムを着けていない、中出しOKの激しい行為に早くも気を奪われていた。

 「次はお前でいいぞ。俺は二回出してるし、おっさんもそろそろだろうしな。なんか飲む?」
 「あ、えっと……大丈夫です」

 裸の青年は冷蔵庫から缶ジュースを取り出し、冷静な態度で喉を潤している。
 到着したばかりの少年はそれほど冷静ではいられない。
 中年が「ほっ、ほっ」などとリズムよく息を吐き出しながらペニスを出し入れしていて、見るからにたるんでいる男の体など興味がないのに、どうしても二人が繋がっている部分に視線を向けてしまう。

 少年はもじもじと所在なさげで、どうしていればいいかわからなかった。しかし帰るつもりはない。ようやくこの時が来たのだから。
 立ち尽くしている少年を見て一息ついた青年が声をかける。

 「お前、ひょっとして童貞?」
 「は、はい……」
 「あっそ。そりゃそんな感じになるよな。マジで名器だから期待しとけよ。つっても俺とおっさんの精子まみれだけどな」

 何と答えればいいかわからず、少年は閉口する。視線は勝手に動いた。
 なるほど。白い液にまみれたペニスが上下に激しく動いていて、そこにはすでに彼らの精子が注がれた後らしい。
 素直に言えば、心中は複雑だ。だが初めてのセックスを前にして、今更諦めて帰ることなどできるはずもない。もはや気にならないほどに興奮していて股間が熱かった。

 「とりあえず服脱いでろよ。次はお前にやらせてやっから」

 そう言われても躊躇いはある。しかし自らの衝動を抑えられない。
 少年はいそいそと恥ずかしそうにしながら服を脱ぎ始めた。
 中年とレイのセックスを眺めながら、青年の視線を気にしながら、顔を赤くして恐る恐る時間をかけて裸になった。

 「おっ、包茎。つーかギンギンだな」
 「い、いや、あの……」

 青年が軽い調子で呟く。
 ここが銭湯であったならばともかく、今は異様な空気の中で興奮し、痛いくらいに勃起している。妙に恥ずかしくて少年は両手で股間を隠そうとして、しかしぴんと上を向いているペニスを隠しきるのは難しく、小ぶりながらも硬いそれはバッチリ青年に見られていた。

 「気にすんなよ。俺のもおっさんのも見せてんだし、この後どうせもっとすげーことするんだから」
 「おおおっ、イク! イクぞ! 孕めよオラァ!」
 「お、交代だってよ。よかったな」

 中年が大声を出して強く腰を叩きつけ、子宮口に亀頭をぐりっと押しつけた瞬間、射精した。びゅーびゅーと液体のような精子が我慢せずに大量に吐き出され、レイの子宮へ注がれていく。
 レイは一切声を出していなかった。しかし冷静な面持ちに見えて呼吸はわずかに乱れており、腰だけは反応を隠せない様子で動いている。

 ぬぽっと引き抜かれる姿が妙にいやらしくて、糸を引いてペニスと膣が繋がり、ごぽっと中から溢れてくる。
 少年はそこに釘付けになった。ペニスを隠すことさえ忘れて想像する。
 次は僕の番だ。
 ペニスは待ち望んでいる様子で独りでに震え、それを見た青年がけらけら笑っていた。

 「ふーっ。いやよかった。やっぱり若い女の子はいいねぇ」
 「おっさん、交代だってよ」
 「うん? やあ、新しい人だね。ではどうぞ。ちょっと私のが多過ぎたみたいだけどね、はは」

 中年がベッドから離れて、一休みのために冷蔵庫へ向かう。
 その間に少年がふらふらと夢遊病者のようにベッドへ近付いていった。

 まるで物のような扱いだ。
 拘束されたレイは四肢の自由と視界を奪われ、口は縛られていないため話せそうなものだが、現状を受け入れているかのように何も言わず、ただ繰り返し膣内へ精子を注がれている。

 いざ目の前に立って、少年は開かれた股をじっと眺め、物怖じして動けなくなった。
 セックスがしたくて堪らない。その一心でここへ来たというのに、いざその時が来ると緊張してしまう。

 「何やってんだよ。早くしろよ」

 面白がって見ていた青年が動き出した。
 固まる少年の背後に立つと彼の手を掴み、ぐいっと動かして先の展開を促す。

 「別に何発出そうがいいんだからとりあえずハメりゃいいんだよ。まず皮剥いて」
 「あ、は、はい」
 「で、まんこにちんぽぶち込んで」
 「うあっ、はぁっ……!」

 言われるままに自分の手で亀頭を隠す皮を剥いて。
 後ろから押されるため自然に腰が前に出て、ペニスがおまんこに擦りつけられた。それから手で支えるように言われて、自分の手で掴むと狙いを定められる。

 「んで、とにかく腰振りゃいんだ。おらハメろ」
 「んんっ!? あぁぁぁ……!」

 促されるままに少年のペニスがレイの膣に挿入されていった。
 他人の精子に汚された後の、すでに男を喜ばせる動きを知っているおまんこ。
 初めて包まれた少年は驚愕を覚えて、あまりの気持ちよさに一瞬にして気をやってしまい、温かくぐちょぐちょな柔らかい肉に包まれながら、あっという間に射精していた。

 「あっ、だめっ!? いっ……くぅ!」
 「ははっ、はえぇ。ほい一発目ぇ~」
 「ははは、初めてだったんだろう? 仕方ないさ」

 びゅくびゅくと溜めていた精子が一気に吐き出されていく。
 レイはやはり腰を動かして反応し、はぁと吐息が漏れている。
 少年の尻が震え、挿入したままで射精を終えるまで動けず、初々しいその姿を青年と中年は楽しそうに見守っていた。

 「ふぅ、はぁ……」
 「おい、まだいいぞ。続けてもう一発出しちまえよ。まだ入れただけだろ?」
 「は、はい……」

 青年に動かされて、確かに、まだ満足していないことを勃起したままのペニスを確認して自覚する。
 拘束された彼女にのしかかるようにして、腰を振ってペニスを出し入れし、数人分の体液を絡めながらぐちょぐちょと水音を立てる。

 とても気持ちがよかった。
 射精の余韻が引かない内に咄嗟に動いてしまい、またしてもすぐに達してしまいそうだった。
 それでも構わないと言わんばかりに、余裕のない少年は必死にピストンを繰り返して、むくむくと持ちあがってくる射精感を覚えていた。

 そう時間をかけずに、再度射精する。
 本能による行動なのか、パンっと腰をぶつけて奥まで侵入した後、子宮に注ぎ込もうと濃厚な精子が勢いよく飛び出した。
 少年は全身を震わせ、レイはその感触を浴びて息を吐き出す。
 けらけらと笑う青年は彼の肩を軽く叩き、二人の接合部を覗き込んだ。

 「いやはえーって。一発出してんのにほぼ二連射じゃん」
 「あぅ、す、すいません……」
 「いやいや、謝る必要はないんだよ。我々は彼女を孕ませればそれでいいんだから。案外君が連射したおかげで孕む可能性もあるわけだし」
 「はぁ~? いやいや、そうはさせねぇって。孕ますのは俺の精子だから。ぜってー俺の子孕ませてやる」

 そう言って青年は少年の腰を掴んで引き、ペニスを抜かせると自身が入れ替わり、悩む素振りなどまるで見せずに勃起したペニスをレイの膣に挿入した。
 慣れを感じさせる激しい腰使いを見せつけ、流石にレイも小さく声を漏らした。

 「俺のちんぽ気に入ってんだろ? 今日こそ孕めよ。おらっ、おらっ」
 「ちょっと休憩したらまたチャレンジすればいい。はい、ジュース」
 「あ、ありがとうございます……」

 中年から缶ジュースを受け取り、少年は緩慢な動作で飲み始める。
 間近ではレイを物のように扱う青年がセックスをしていて、少年のペニスは下を向いていたが、やはりそんな状況では落ち着くことができない。
 ジュースを飲みながら少し眺めていただけで、少年のペニスは瞬く間に硬く勃起しており、それを見た中年は上機嫌に笑っていた。

FIN