「禰豆子ちゃん、今日はお疲れさま」
式を挙げ、もうみんなはとっく帰って、この新しい家には俺たち二人しかいない。
こんなことは初めてだった。今までは炭治郎や伊之助がいたし、そうじゃなければ蝶屋敷に居て、2人きりなんてなれたことは無かったと思う。
ずーっと大好きだった女の子と、同じ布団で眠る、なんてことも初めてだ。
みんなにたくさん祝われて、一日中聞いていた幸せな音で頭はぬるま湯につかったようにぼんやりしている。
「善逸さんこそ、お疲れさま」
ふふふ、となにやら笑う彼女が愛しくて、思わず額にくちづけをした。
すると、彼女はびくりと震え、布団の中でじわじわとこちらに近付いてくる。俺の腕の中にすっぽり収まると、ためらうようにささやいた。
「ねえ、今夜……しない、ですか?」
ささやき声に、忘れようとしていた欲求が煮え返る。それでも平静を装っていたくて、
「禰豆子ちゃん、したい……?」
と聞き返した。
真っ赤になった彼女は、すこし黙った後、やはり黙ったままこくり、とうなずく。
俺は何も言わず布団を剥いで、唇同士を重ねる。むにむにとじゃれ合うようなくちづけの後、誘うように開いた彼女の唇の隙間に舌を差し込んだ。一瞬震え、それから次第に積極的になってきたのを合図に、彼女の肌着を取り去った。
滲むように湿った秘所は、触れるとひくひくと震えていた。そっとなぞりながら、舌同士のじゃれ合いを続け、わざといやらしい水音を立てる。
「ん……はっ……はふっ」
息継ぎの下手な彼女は、息ができないせいで敏感になっているのか、じわじわと秘所を濡らし始めた。乳房も愛撫すれば、すぐに滴るほどになっていく。禰豆子が乳首をいじられるたびにはっきりと声をあげるようになり、指を秘所に沈ませる。
「うあっ」
びくんっ、と大きく震え、声もなく反り返り、達したのが分かる。狭い彼女の中を念入りにほぐしながら、入れる指の数を増やしていく。
「善逸さ、ん……も、いれて……」
とろとろにふやけた禰豆子ちゃんが、おねだりしてきたところで我に返った。彼女から滴る液体で、布団はすっかり湿っている。そして、俺の中心もかつてないほどに固く大きくなっていた。
「いくよ、痛かったら言ってね。」
そう言って、誰も入ったことがないそこに俺のものを入れていく。苦しそうな表情で、彼女は何かを堪えている。
「あっ、ああぁぁ、はあぁ……んううっ」
奥まで入ると、いっそうきゅうきゅうと締め付けられた。無我夢中で腰を振り続ける。
ばちゅん、ばちゅん、ばちゅん、ばちゅん、と、湿った肌がぶつかる音が響く。
「善逸さん、善逸さん!も、だめ、そこやだぁ!」
「痛い?じゃ、これはどう?」
「やっ、いたくないの、さっきの、きもちいい、から、んえっ、へんになるぅ、あっ、また!」
ああああ、と閉まらない口から嬌声を漏らし、彼女は果てた。果てた彼女に締め付けられて、俺も耐え切れず彼女の中に精を吐き出す。
どくん、どくん、脈打っているのがどちらの鼓動なのか聞き分けられないほど、二人は一つになっていた。

FIN