天宮えれなは花屋さんの子供で、五人兄弟の一番上のお姉さん、時々お店を手伝ったり、下の兄弟の面倒を見たり、いつも笑顔の元気な娘。
そんなえれなが店で留守番をしている時に、ちょっと困ったお客さんが来ていた。
「だから、そうじゃなくて、もっと俺が持って行くのに相応しい、豪華な花束作れないの?」
男のお客は大きい声で喚き散らしている。
「ですから、お客様のご予算ではこれ以上お花を増やせません。これでもご予算以上のお花を入れてますので…」
えれなは困ってしまっていた。
「君、可愛いね、今度俺と遊びに行かない?」
連れの男はえれなをナンパしようとしていた、
「うるせえ! お前ちょっと外出てろよ、話できねぇだろっ!!」
お客の男は、連れの男に怒鳴って外に行かせた。
「もっとサービスしろよ、また来てやるからさ」
えれなは、もううんざりして来ていたが、笑顔で対応していた。
「本当にごめんなさい、店長が不在なので、私ではこれ以上増やすことは出来ません」
えれながそう言うと男は仕方なく納得して店を出て行った。

次の日、学校からの帰り道で、昨日の嫌なお客の連れの男と偶然会ってしまった。
「あれ? 昨日の花屋の娘だよね? 偶然だねこんな所で会うなんて」
ちょっとわざとらしく言いながら、男はえれなに近寄って来た。
「今帰りなの? よかったら、少しお茶しない?」
今日に限って、お店の手伝いが無いのだが、えれなは断る材料に店を使った。
「帰ったらお店の手伝いがあるから今日は無理です」
はっきり断って立ち去ろうとするえれなに男は更に食い下がって行った。
「じゃさ、家まで送らせてよ~その間に色々話して、仲良くなりたいな~」
男はえれなの後をついて行って、ただ自分の事をべらべらとしゃべり続けた。

急に雨が降り出し、あっという間にドシャ降りになった。
男はえれなと一緒に走っていたが、急にえれなの腕を掴みラブホテルの入り口に引っ張り込んだ。
「ここに、入って雨宿りしよう」
えれなは脚を突っ張って抵抗するが、男にグイグイ引っ張られて部屋に連れ込まれてしまった。
腕を振り払って逃げようとするが、髪の毛を掴まれて乱暴に部屋の中に入れられてしまう。
「ち、近寄らないで…はぁっ…はぁっ…はぁっ…」
息を荒くして男と距離を取る様に後ろに下がっていく。
「ここまで来たら逃がすわけないだろ? 大人しく一回犯らせろよ」
男はえれなに飛びつく様に襲い掛かり、髪を掴んで自分の方に引き寄せて、えれなをベッドに押し倒した。