男は唐突な提案をした。
 真名をモードレッドという彼女は、女として扱われることを嫌っていたが、彼の提案に顔を歪ませながらも断り切れずにいる。

 「本っ当に必要なんだろうな?」
 「いやぁ、モーさんは男なんだよね? 可愛い女の子じゃないんだよね?」
 「ったりめぇだ! 舐めたこと言ってると斬り捨てるぞ!」
 「だからさ、男なら我慢できなくちゃ。簡単に音を上げる男じゃないよね?」
 「当たり前だっ!」

 上手く乗せられているような気がした。それでも彼女を突き動かす負けず嫌いが、策に気付いていながらも後には退かせず、提案に応じるしかない。
 モードレッドは着ていた服を脱ぎ、上半身は着たまま、下半身だけ裸になる。
 全裸になる時よりも妙に恥ずかしい。羞恥心が刺激されて頬に赤みを帯びているが、目の前に居る男が嬉しそうににこにこしているのを見ると何も言えなくなった。

 「ほ、ほんとに必要なんだろうな……?」
 「もちろん。かっこいい男はこういう状況にも慣れておかなくちゃ」
 「ぐっ……嘘だったら拳じゃ済まないからな」

 間違いなく嘘だろうとは気付いているが、こいつが言うのだから、少しくらい付き合ってやるかという軽い気持ちだった。
 恥ずかしそうにしながらもモードレッドはベッドの縁に座り、目の前に跪こうとする男を見てやはりと思う。

 「お、お前も脱げよ……」
 「脱がないよ」
 「なんでだよっ!」
 「今日はモーさんの修行に付き合うだけなんだから。俺のは後でどうとでもできる」

 ちらりと視線を下ろせば、ズボンを履いていてもわかるほど股間の部分が盛り上がっている。
 一体何が楽しくてそんなことを思いつくんだか。呆れはするが始めてしまった手前、今更やめようとは言い出せない。

 太ももに手を置かれた時、モードレッドの体はびくっと震えた。
 優しく押されて足を開けさせられ、股間が露わになる。
 男の眼前には彼女のおまんこがあった。
 ぴっちりと閉じたそこはまだ経験も少なく、毛が生えていなくてつるりとして、若々しくもぴちぴちした肌で光を反射するかのよう。

 モードレッドは羞恥心からギリギリと歯を噛み鳴らした。
 男がいちいちおぉだのうーんだの声を出して反応するから、何も考えないというのは難しい。

 「いつまで見てんだよ……さっさと、始めろよ」
 「いやいや、こういうのは見るのも大事だから」
 「お前っ、変態だな!」
 「そうだよ?」

 悪びれもせずに返事をしてふーっと息を吹きかける。
 大した刺激ではなかった。だが意識させられてしまってモードレッドはびくっと反応する。