「やめ……やめてください……」
私は学校帰りにたまたま乗ったバスで、か細い声で必死に抵抗していた。後ろに立ったサラリーマン風の人が、ずっと私のお尻を触ってくるのだ。私は痴漢されやすい体質なのか、痴漢自体には慣れているものの、この人はちょっと尋常ないぐらい触ってくる。
「あっ」
とうとう、制服のスカートをめくられてしまった。私は急いで停車ボタンを押したものの、バスの停留所に着いてもバスは止まってくれない。
「ちょっと、どうして!?」
よく周りを見たら、乗客は全員、男性だった。しかも、全員がこっちに近付いてくる。
「これは被害者の女の子と、痴漢しか乗っていないバスです。痴漢の皆さま、どうぞお楽しみください」
運転手さんがそうアナウンスすると、車内は爆笑に包まれた。どういうことなのか、さっぱりわからない……。
「このバス、運転手も含めて、痴漢しか乗ってないバスなんだよ」
サラリーマン風の人が、ニヤニヤしながら言ってくる。
乗客の男たちは興奮したようにこちらに向かってきた。あっという間に私は手足を押さえ付けられ、あちらこちらを触られる。
「イヤ! 誰か、たすけてぇ~!」
そう叫ぶが、当然誰も助けてはくれない。私が嫌がれば嫌がるほど、男たちは興奮するようだった。
「ヤバ、俺、もう出ちゃう」
そう言って、一人の男性が、私のスカートに精子をこすりつけてきた。
「お前だけずるいぞ。じゃあ俺も……うっ」
ほかの男も、口々に私の制服に精子をこすりつけてくる。
「臭い……」
私は、もうすでに泣きそうだった。
「まだ泣くのは早すぎるよ! 春菜ちゃんがかわいいから、追加で処女も奪ってあげることにしましたー!!」
その言葉に、おおお、とバス中が盛り上がる。
「い、イヤ! それだけは絶対にやめて!!」
「春菜ちゃん、自分の立場、わかってる~?」
そう言って、私は男たちにほとんど全裸にされてしまった。
「靴下ははかせたままにしろよ」
「イヤ……」
必死に私はおっぱいやアソコを隠そうとするが、男たちに手を拘束される。
「撮影係、ちゃんと撮影しておけよ。春菜ちゃんの大事な大事な処女の卒業の日なんだから」
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