私は、とくに何も考えずに街を歩いていた。
こうして一人で散歩することが、私の好きなことでもあるのだ。
誰かと一緒にいるのは、わずらわしいから。
気が付いたら、人気の少ない場所を歩いていた。
「ムガッ」
私は、突然口をふさがれて、車に乗せられた。
「あなたたちは誰?」
広い車の中には、覆面をかぶった五人の男たちがいた。
「レイプ魔」
面倒そうに、一番偉そうな男が答える。
「そう」
私も面倒だったので、適当に答えた。これから何をされるか、想像がついたから。
「ほら、もう俺勃起してるんだぞ」
近くの男が、醜い物体を近付けてくる。何も答える気にすらならない。
「なんとか言えや!」
そいつは、醜い物体、ペニスで私の頬を叩いてきた。
「……何も感じないから」
「お前、冷めてて腹立つな。おら、イラマチオしろ!!」
そう言って、男は無理やり私の口にペニスを入れてくる。
ガンガン口内を突かれたが、私は苦しいぐらいしか思わなかった。
「あっ、気持ちいい……」
男が女のような言い方で、私の口内に射精した。私は無言でそれを全部飲み干す。
「ちょ、ちょっと、嫌じゃないのか?」
男のほうが私より慌てている。なんだかおかしい。
「車を汚すのは嫌だもの」
「この女、頭おかしいんじゃないか?」
「レイプされなれてるとか? まさかな」
「単なるヤリマンなんじゃね?」
男たちが口々に私の悪口を言うが、それすらどうも思わない。
「私をレイプしたいなら、ご自由にどうぞ」
そう言って、私は自分からスカートを脱ぎ、パンツも脱いでやった。
「御開帳もしてあげるわ」
そして、いわゆる御開帳のポーズをとる。
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