天空に浮かぶ『創世ノ城』から抜け出した姫君、アストリッドは親友がいるベースと呼ばれる場所へ入り込んだ。

のだが

「侵入者だ!」

「くっ!」

子供の頃親友と2人で使っていた秘密の通路から上半身を出したところで見つかり、すぐに囚われてしまった。

長であるギルガンの機転により牢へ繋がれたもののある程度の安全が確保できた彼女だったが、しかしそれはあくまでも殺されない程度であることを身をもって知ることとなる。

異世界のフィン、そして親友のミァシャとベースを抜け出す計画を練り、準備を済ませ眠っていたアストリッドは猛烈な下腹部への違和感により目を覚ました。

「んんっ……な、なに……?」

「おっと、ようやくお目覚めか、神の一族殿」

微睡みの中ぼーっとした頭で目を薄く開き声の主を探すとすぐに見つかった。

当然である、目の前にいるのだから。

「だ、誰……?えっ、え?待って、何して……いやっ、なんで!うそ、やめて!抜いてぇ!」

働いていなかった頭からモヤが晴れていくにつれて違和感の正体に気付いたアストリッドは、思わず絶叫し懇願する。

「ひっ、だめ、なんで!くふっ、うごか、ないで……!痛い、痛いのぉ!」

「痛い?おいおい嘘言うなよこんなに濡らしておいて……」

眠っている間に門番をしていた男に処女を失っていた。

最悪の寝覚めにアストリッドは思わず嘔吐く。

しかしその開いた口を塞いだのは、別の男のマラだった。

「へっへっへ、お姫さんの喉まんこはどんな具合かねぇ?」

ろくに風呂にも入れない環境に置かれ、強烈な臭いを発する中年のマラ。
キスすらしたこともない唇に触れたそれは容赦なく喉の奥までねじ込まれ、何度も何度も抜き差しを繰り返す。

「おえっ、ぐぼっ、おぶっ、うぅっ」

息すらまともにさせてもらえず、涙と鼻水を垂れ流しながら白目を向くアストリッドを、男たちは笑いながら見た。

「すっげぇブスになってら」

「これじゃ姫なんてとてもじゃねぇけど呼べねぇな」

一体何人いるのやら、彼女を犯す2人以外にも複数人が取り囲む形でそこに存在している。

「おら出すぞ、飲め」

「ぶふぉっ!んんんっ、おえっ、オボロロ……」

「うっわ汚ぇ、こいつゲボ吐きやがった」

喉奥に勢いよく放出された液体は異物として即胃から押し返され、マラが口から引き抜かれると同時に吐瀉物と共に吐き出された。

「ぐすっ、ひどい、どうして……」

泣きながらアストリッドは誰かに答えを求めるように辺りを見回すが、誰しもがニヤニヤと下卑た笑いを浮かべて答えない。

(そっか、私が神の一族だから……)

地上の民を助けられないかとやってきたアストリッドは、蹂躙され、陵辱されながら自分が悪いと考えて男たちに身を委ねるのであった……

FIN