服飾デザインの修行のため海外へ渡った南ことりは、同僚や店主の助言でインカレサークルに入ることになった。

一応休学中とはいえ日本の大学に入学していることになっていたことりはすんなりと受け入れられ、歓迎会を開かれる。

「えー、じゃあ日本語はアニメとかアイドルで覚えたんですかー?」

「ソウソウ、μ’sモモチロンシッテルヨー!」

たまたま隣の席に座ったアフリカ系の見た目をした男が、拙い日本語で嬉しそうに語る。

「うんうん、そっかぁー、ごめんねー、海未ちゃんじゃなくて」

「オー、ノーノー!ソウイウツモリジャナイヨー!」

酔いも回り常にヘラヘラ顔になってしまったことりを見た別の男が、全員に合図して椅子を片付けると、床に座らせた彼女を囲むように立ち上がった。

「ふぇ?え?何かあるのー?」

無垢で無警戒なことりは、サプライズか何かなのかとワクワクして様子を伺う。

すると参加していた男が全員、突然自分のズボンを下げた。

女はそれを見てゲラゲラ笑っている。

「え、な、何……?」

酔いで上手く頭が回らないことりにも、その状況の異常性は理解出来ていた。

顔が引き攣る。

「コトリサーン、ヒトリエランデクダサーイ」

さっきまで楽しくお喋りしていた男も当然その輪に参加している。

思わずことりはその男のモノにしがみついてしまった。

「Damn!」(くそが!)

他の男が悔しそうに地団駄を踏んだり、頭を抱えたりしつつズボンを履くと、ことりが選んだ男とことりを改めて囲んだ。

「アリガトウコトリサーン。ヤサシクシマースネー」

男は屈んでことりと目線を合わせると、その分厚い唇をことりの小さな唇に重ねた。

「んっ……何するの?」

「ナニ?イマカラファックスルンダヨー」

その言葉を聞いてことりは酔いが一気に醒めるように感じた。

せめて処女だけでも護らないといけないと自分を奮い立たせる。

「じ、じゃあ……立って?」

「?イイヨー」

立ち上がった男の逸物はただただ大きく、少し怖いくらいだったが、ことりは意を決して舌をちろちろと這わせた。

「オー!ウレシイ!アノアイドルダッタコトリサンガワタシノディックナメテマース!」

「い、言わなくてもいいんだよぉ……」

「Foo!hey,take a pictures!」(写真撮れ!)

男に言われ、壁はそれぞれが携帯を出してパシャパシャと写真を撮り始めた。

「だめっ、写真はやめて!」

ことりは慌てて顔を隠す。

「ノーノーコトリサーン、コウスレバカクレマスヨー?」