サディストのチハラは、綾波レイに惚れた。
ゾッコンLOVEだが純愛ではない。
いつもすましている綾波レイの淫らに乱れる姿を見てみたいという妄想を抱く。
碇シンジを人質にして脅すと、レイは約束通りたった一人でアジトにやって来た。
チハラは制服姿のレイを見て感動する。

「よく来たね、綾波レイ」
「碇君は?」
「無事だ。今のところは」

チハラはレイに見とれた。
水色の髪。ショートがよく似合う。シャープな赤い瞳。
スリムでセクシーなとびきりに魅力的な美少女だ。

大画面にシンジが映し出された。
シンジは椅子に座り、手足を拘束されている。
椅子も固定してあるから逃げられない。

「碇君」レイは小声で呟く。

シンジの頭上にはナイフがぶら下がっている。
ナイフは鋭い刃を下にして、4本の糸でかろうじて吊るされている。

「碇シンジを助けられるのは君しかいない。ただ、ここから彼の場所まで行くには障害物がある」
「障害物?」
「いきなり君に襲いかかり、死ぬほど気持ちいい目に遭わせる。もしも昇天してしまったら糸が切れる」
「え?」レイはやや焦った顔になる。
「3回イッたら3本の糸が切れてリーチ。あと1回もイケない。でも容赦はしない。綾波レイを絶対に4回イカそうと攻撃が来る。つまり、碇シンジの運命はレイが握っている。どうだ、スリリングなゲームだろ?」
「何でこんなことをするの?」
「Sにそれは愚問だ」

軽蔑と怒りの目でチハラを見るレイだが、チハラは怪しい笑顔になる。

「さあ、君が見事にゲームをクリアしてシンジを助けられるか、それとも4回イカされてゲームオーバーになるか。楽しみだ」

自分がイカされて自分がアウトになるならまだしも、自分のせいで仲間がアウトになるとは残酷なゲームだ。

「それでは、ゲームスタート!」

レイは走った。
すぐに幅1メートルくらいの細長い廊下に入った。
天井から突然手枷が飛び出して来てレイの両手首を拘束した。
いまいましいとばかり振り解こうとしたが、床からも足枷が飛び出して来て両足首も拘束した。