私の名前は禪院真希。呪術高専の2年生です。
 今年からは3人の新入生が入ってきました。
 みんないい子で、よく稽古をつけてあげているけど、悠仁も野薔薇もなついてくれてる。
 今回話すのは、ささやかな歓迎会を開いた夜のことです。
 悠仁の部屋でみんなで飲んで、結構いい気分にさせてもらいました。
 私も少し飲み過ぎたかも知れず、帰り道はちょっとふらふらでした。
 そんな私を、悠仁が「部屋まで送るよ」と言ってくれたんです。
 悠仁は全くお酒を飲んでませんでした。
 一緒に歩きながら、私は言いました。
「飲めないの?」
「いえ、明日の授業もあるし」
「えらいね」
「本当は今日は参加しないつもりだったんですよ。でも真希先輩が来るって聞いてたから、やっぱり参加しちゃったんです」
「え~、なんで? 私?」
 この瞬間は、どこまで本気かなんて考えてもいなかったので、笑って返しました。
「あはは、冗談ですよ」
 そう言ってた悠仁ですが、歩きながら、私の胸をチラチラ見ていました。私、胸は大きいんです。
 ほんの数秒の沈黙があり、なんとなく気まずさを感じたのもあって、私は尋ねていました。
「悠仁は彼女はいたの?」
「いませんよ」
「悠仁って逞しいし、実直だし、もてるでしょ」
「いえ、俺は年上が好みかも……」
「年上って、私みたいな? それとももっと上がいい? 家入さんみたいな……」
 酔っていたからか、私から誘うような言い方になっていました。悠仁は黙ってしまいましたが、もっと困らせたくて……。
「触りたい?」
 彼の手を引き寄せて、服の上から胸に触らせます。
「真希先輩、そんなことしたら俺、襲っちゃいますよ」
「そんなことできるの?」
「真希先輩、そんなエッチな人なんですか?」
「どうかなぁ~」
「俺の、起っちゃいました」
「そうなの」
 私は大胆にも悠仁の股間に手を伸ばしていました。モッコリしているのが分かりました。
「私に興味あるんだ」
「真希先輩って、スケベなんですね」
「そうだよ」
「先輩の部屋、行ってもいいですか?」
 私は返事をせずに、指先で悠仁の股間をツンツンと撫でていました。
 2人で、私の部屋に入りました。
 部屋に入ると、さっきまで少し余裕の雰囲気だった悠仁は、かなり緊張しているみたいでした。
「どうしたの? 緊張してる?」
「はい、前から真希先輩のこと気になってたけど……」
「私でいいの? 野薔薇が嫉妬するかもよ?」
「真希先輩のことをいつも考えてました」