「知っているか?」
「何をだよ。」
「妖怪の山の巨根風呂のことに決まってるだろう」
「なんだよそれ?巨根風呂ってw巨根になれんのか??」

季節は秋になり、木々の色が赤く染まる頃。人里では妖怪の山での巨根風呂の噂が男性の間で広まっていた。ノリで行くものや俺は必要がないから行かないものまで様々だったが、俺にとってはと救いのある噂話だった。

「はあはあ」

全く妖怪の山は遠い。30を超えた俺にとってはかなりしんどい。短小仲間の友人め…。なぜ、巨根風呂に行くときに俺を誘わなかったんだ。

俺は元短小仲間の友人から巨根風呂の話を聞いた後、行きつけの銭湯の脱衣所で思いっきり見せつけられた。

「確かに…巨根になっている……」
「だろ!あの噂はマジなんだって!!」

確かに偽物でもなんでもなく、短小仲間いや、悔しいが元短小仲間の友人は20cmを超える巨根になっていた。前の3倍以上も大きくなっている。

「お前もいってこいよ!」
「当たり前だろう明日にでも行ってくるぞ!」
「まあ、運動不足のお前には少々きつい道のりかもしれないがな」
「はってでもいってやるからな!」
「これで色んな女を……おっと先入ってるぞ―」

という昨日だったが、やはりかなりきつい道のりだ…。
とはいえ、俺は5cmしかない息子を20cm超える大人する使命がある!その後、たくさんの町娘とセックスをすることを叶えるんだ。あいつにできたなら俺にもできるはずだ。

「ふう。やっと着いた」

険しい山道を何とか上り、何とか巨根風呂があるところにたどり着いた。そこの看板には”デカくなる風呂”と書かれている。ナニがとは書かれていないがおそらくここだろう。

「脱衣所はないか。まあ、その辺に置いておくか」

脱衣所はなかったので、切り株の上に脱いだ服を置いた。
最後に自分の皮のあまりまくった5cm息子を見つめ、別れを告げる。
今まで彼女ができても、息子を見られるたび鼻で笑われていた過去とはもうおさらばするんだ!
ザパンッ!

「ふう。気持ちいな」

温泉はとても透明度の高く、落ち葉などが浮かんでおり、自然の天然露店風呂という感じですごい気持ちがいい。景色も秋を感じることができる美しい景色で満足だ。

「あれあれ~誰かいるみたいだね!」
「ほんとです!これはスクープのにおいがします!!」

突然女性の声が聞こえ、一瞬体がビクッと驚く。
声の方向を見ると女性二人と目が合い、どんどん女性二人が俺に近づいてくる。

「にとり!これは人間ですね!」
「やあやあ、デカくなっているかい?」
「え!あの、ちょっと」
「どうした?ここは混浴だよ」
「ええ!看板にも混浴と書いてありますよ!」

女性二人は俺が風呂に入っていることに何も気にせずに近づき、俺の隣で服を脱ぎ風呂に入り始める。