長期休暇を利用して一時帰国をしていることが同級生に知れ渡ってしばらくが経った。
相変わらず四宮とは会えておらず、その間には藤原からドライブに誘われて山に連れていかれ、急にムラムラした彼女に言われるがまま野外プレイに興じたり。

伊井野から生徒会の買い出しに付き合って欲しいと頼まれてのこのこ馳せ参じたところ無線ローターのリモコンを渡され、結局ホテルに行ってしまったりと、我ながら最低で最高な休暇を満喫していた。

そんなある日

「白銀くん、ちょっとお願いがあるの」

と、友人の妻であり同級生の柏木渚から呼び出しを受けて、彼女の住む田沼翼の家へ出向いた。

「どうぞどうぞ、上がって」

「あ、あぁ」

送られてきた地図を頼りに来てみると、いかにもセレブが住んでいそうなマンションの一室に辿りつく。
部屋一つ一つの大きさが、昔住んでいたアパート全ての部屋を合わせたくらいに広く、テレビや机、ソファもその大きさに合わせてあるため、リッチな雰囲気が漂っている。

食洗機も置いてあるキッチンには翼と柏木2人分の食器が水切りカゴに置かれていて、さらにその隣には哺乳瓶を消毒する液体で満たされた容器があった。

「赤ちゃんは?」

「今はつーくんのお母さんに頼んで見てもらってるよ」

「そうか」

残念だ、赤ん坊見たかった。絶対可愛い。

「お願いを聞いてもらうためには、赤ちゃんがいると困っちゃうもん」

「そうだ、それでそのお願いというのは……な……ん、だ……と?」

食洗機いいなぁと羨ましがりながら見ていた俺の後ろでゴソゴソ音がするなとは思っていたが、まさかそんなことになっているだなんて思わなかった。

「白銀くん、私と不倫セックス、しよ?」

セクシーランジェリーというものだろうか、下着としてまるで意味を成していない、乳首の部分に穴の空いたブラと、ツルツルに処理してある局部の部分に布がないショーツを身につけた柏木が、モジモジしながら、そこに立っていた。