釘崎野薔薇は、芸能プロダクションのスカウトマンと名乗る男に声を掛けられいた。
「本当~、私が芸能人になれるの? 夢みたいっ! 付いてく付いてく何処にでも行っちゃうよ」
野薔薇は、美味しそうな話に、ホイホイついて行ってしまった。
着いた先は高層ビルに構えた事務所だった。
野薔薇はのんきに応接室の窓からの景色を楽しみながら、社長が来るのを待っていた。
ガチャッとドアが開いて、五十代位の男性が入って来た。
「こんにちは、社長の山田です。初めまして…お名前は?」

「はいっ! 釘崎野薔薇です。十六歳、得意技は藁人形に釘を打って呪霊を倒せます」
山田は、野薔薇の身体を下から舐める様に見て行き、苦笑いして取り敢えず座るのを勧めた。
(またその辺に居る様なのを拾って来やがって…手抜きやがったな…)
「まず…野薔薇さん…その格好だと判断しずらいから、着替えてもらおうかな…お~いっ!」
山田が誰かを呼ぶと、女性が入って来た。
「彼女をここで着替えさせてくれ、判断しやすい格好にな」
そう言われて女性は野薔薇を連れて部屋を出て行った。
「まぁ、相場的にスタイルを見せるんだから、水着ですね…」

野薔薇は肩紐がないタイプのビキニを着せられて、山田の居る部屋に戻っていった。
「ほほう…予想以上だったな…うんうん…行けるなっ! 採用だっ!!」
その言葉に一瞬耳を疑ったが野薔薇大喜びだった。
「じゃあ、早速仕事に行こうか、そのまま下で車に乗ろうか」
野薔薇は言われるがままに車に乗り込みどこかに連れて行かれた。
三十分ほど走ると車は大きな屋敷の門をくぐり、大きな屋敷の前で止まり、野薔薇は山田に連れられて入っていった。

中には数十人の水着を着た女性と数人の男達がいた。
屋敷内は嗅いだことも無い異様な匂いが充満して、一人の男に対して数人の女性が寄り添っていた。
野薔薇は始めのうちは雰囲気に飲まれてしまい、気付かなかったが、よく見ると男の逸物を手で擦ったり、咥えたり
キスをしたり、周りはやらしい行為に夢中になっていた。
野薔薇は山田に手を引かれ開いているソファーに座らされた。
「新人はみんなここで、パトロンを見つけるんだ、野薔薇ちゃんも頑張って気に入ってもらうんだよ。
山田は野薔薇の腰に手を回すと自分の傍に引き寄せると、無理やりキスをして、霧吹きで香水を顔に吹きかけられた。
野薔薇は急に意識が遠のくのを感じたが、意識が保てなかった。
「さぁ、お楽しみの時間だ」
山田はそう言うと野薔薇にキスをしながら、ビキニを脱がして野薔薇を素っ裸にしてしまった。