深夜1時、伊吹マヤはネットを見ていた。
入浴を済ませ、パジャマに着替えていたが、きょうは熱帯夜。
彼女は一人暮らしなのでパジャマを脱ぎ捨て、生まれたままの姿になると、ベッドにうつ伏せになり、ネットを探索する。

マヤも女子らしくマッサージが好きだ。
彼女はユニークな店を見つけた。
女性客がバスタオル一枚で手足を拘束され、全身マッサージをされちゃうコースがある。
女性客の声も掲載されていたが、相当気持ちいいらしい。

マヤは妄想した。
バスタオル一枚で手足を拘束されて無抵抗の状態で全身をマッサージされちゃう。
その光景を思い浮かべ、胸がドキドキしてきた。

「え、マッサージ師は男の人?」

バスタオルを取られて裸にされてしまうのではないか。
想像するとドキドキが激しくなり、子宮が疼く。

「変なことされちゃったらどうしよう?」

無抵抗だと女の子はなすがまま、されるがままだ。
Sな男だったらエッチな意地悪をされてしまうかもしれない。

マヤの理性を好奇心がねじ伏せた。
彼女は早速あすこの店に行こうと心に決めた。
冒険するなら若いうちだ。
24歳の瑞々しい肉体は刺激を欲していた。
ネルフの中でも、アスカや綾波レイよりもマヤのほうが魅力的と言ってくれる男性は少なくない。

伊吹マヤは店に入り、受付で簡単な記入をすると、熱中症対策ということでジュースを飲んだ。
まさか媚薬入りジュースとは知らず、マヤはグラス一杯のジュースを一気に飲みほした。

更衣室で着替え、バスルームでシャワーを浴び、バスタオルを巻いて個室に入る。
思ったより広い個室で、ベッドもキングサイズだ。
なぜか体が火照る。

白衣を着た若い男性が部屋に入って来た。

「店長のイノワキです」
「イノワキさん」
「伊吹マヤさん。マヤさんと呼んでもいいですか?」
「いいですよ」
「ではマヤさん。お任せコースはいかがでしょうか?」
「お任せコース?」マヤは念のために聞いた。「多少どういう内容かは知りたいですね」
「マヤさん。バスタオルの下は何も身につけていませんね?」
「はい」
「まず、仰向けに寝てもらって、手足を拘束させていただきます」