彼女はひどく食い意地が張っていた。
 入団当初からその奇異な姿は注目を集め、早々に教官を怒らせた話も有名だ。
 なんとか利用できないものかと考えていたのだが、いざ動き出してみれば、考えるまでもなく簡単だったのは驚いた。

 男はひどく鬱屈とした感情を抱いていた。
 相手が男であれ女であれ、それは変わらない。いわゆる破壊衝動というものなのだろう。愛しい物も嫌いな物も、等しく壊してみたいと思ってしまう癖がある。
 訓練兵団に入ったのは巨人を殺す集団だと思っていたからだ。巨人に対する恐怖心を持たず、復讐を志すわけでもなく、ただ巨人を殺せると聞いて入った。

 サシャに出会ったのは僥倖だった。
 男は悩みもせずに接近し、上手くもない交渉を経て、関係を持ったのである。
 今ではそれが当然のものとなっていた。

 夜になって外へ出るのが当たり前になった。
 男はサシャに数々の行為を教え込み、成長、或いは変化させている。

 その日もサシャは言いつけ通りの姿で現れて、男の前に立つとすぐに膝を折り、地面に四つん這いになって大口を開けると舌を伸ばした。
 成長途中の少女が、全裸で犬の真似をしている。
 男は冷静に見下ろし、いつものように彼女の口へ指を差し込んだ。

 「あっ、わっ、わふっ……」

 サシャは素直で従順だった。
 日々の食事を分けてやると大喜びして、すぐに懐き、彼を信用すると一言一句を鵜呑みするようになり、次々にあらぬことを教え込まれていく。
 そうして、日々の食事を分け与える契約として、彼を喜ばせるため、体を差し出すようになったのだ。

 すでに彼女の処女は男によって奪われており、そうした行為も何度となく経験している。
 大抵は声を抑える必要があるトイレの個室か深夜の野外。時として堪え切れずに粗相をすることもあったのだが、いまだバレた形跡はない。

 男は自分の本能のまま、彼女の自我を破壊しようとするかのように、恥ずかしい行為を選んでどんどん経験させていた。
 裸体を晒す、セックスをするのは当然として、自分の前で小便も大便も出させて、自分の尻穴を舐めさせたり、少量とはいえ小便を飲ませたこともある。全裸で立体起動をさせたのは良い思い出だった。
 従順に従うサシャは初めこそ抵抗を見せたものの、いつしか彼女自身も興奮するようになり、今ではすっかり男の言いなりであった。

 指をしゃぶらせてたまに舌を引っ張ってやりながら、すでにサシャの表情がとろんとしているのを確認する。
 男は一息に自身のズボンと下着を下ろし、勃起したペニスを露出した。
 それを見たらどうするのか、すでに教え込んである。サシャは即座に口で銜えた。