日曜日の午後、三浦ハルは自宅に笹川京子を迎え入れて女子会を開いていた。お互いOLとなり会う機会は減ったが、久々の再会に2人は心を躍らせていた。
「ハルちゃーん、久しぶり!」
「京子ちゃん、お久しぶりです!」
「前に会ったの……並盛が平和になって以来かな?」
「多分、2年は経ってますよ~」
2年前は、ミルフィオーレファミリーによるボンゴレ狩りが行われた凄惨な時代。この並盛を救うべく、10年前から若き10代目ボンゴレファミリーを召喚し、壮絶な激闘が繰り広げられていた。
「ワンダフルで、キュートに盛り上がりましょ~!」
「そうだね!」
天真爛漫で好奇心旺盛なハル、お淑やかだが天然ボケの京子。女子会では、ガールズトークに花を咲かせて盛り上がっていた。
「京子ちゃん、彼氏はできました~?」
「最近は仕事が忙しくて。 ハルちゃんは?」
「なかなかツナさんが振り向いてくれないんですよ~!」
ハルの部屋に2人の黄色い笑い声がよく響く。女子会も中盤に差し掛かった頃、
「京子ちゃん、コスプレしませんか~?」
「コスプレ?」
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