恒例行事となったアマツタケ狩りも今年で6年目を迎える。

「うぅぅ……面目ない、一生の不覚っす……」

しかし毎年最も張り切っているファラは、今ベッドから起き上がることすら出来なくなっていた。

どうしてこうなっているか、時は昨夜に遡る。

同期であり、共にヨダルラーハに修行をつけてもらっているユーリとファラだが、恋愛となると上手くいかないらしく、彼女の自室で相談にのっていた。

「それで団長、真面目に答えて欲しいっす」

そういいながらファラは衣服を脱ぎ、明るい部屋の中で生まれたままの姿になった。恥ずかしさかお酒のせいかは分からないが、顔が燃えそうな程赤くなっている。

「アタシが子供っぽいからユーリは気付いてくれないんっすかね?」

自らを律して手を後ろで組んでモジモジとしている彼女の裸体、見る場所を変える度になんとか隠せないかと身をよじる仕種、そして何よりも、見せつけておいてなお、恥じらう表情を見せる彼女に、ズボンを突き破って出てくるのではないかと思うほどに股間がカチカチに膨張した。

「あっ……えへへ、団長は私の身体を大人と認識してくれてるっすね」

パンパンに膨らんだズボンを見た彼女は満足そうにつぶやくと、足元に散らかした服を手に取る。

しかし裸体を見て理性を抑えきることができる訳もなく。

「!?何するっすか!団長やめるっす!」

「そこまで見せておいて止まるなんて無理だよ!」

やってしまった、とも思ったが、そのままベッドに押し倒し、ヒューマンとしては大きく育ったり胸を手のひらで持ち上げるようにして揉みしだく。

「ふぅっ!!ちょ、団長!ほんと、ダメっすよ、アタシ達そんな関係じゃ……んむっ?」

説得しようとする彼女の唇に軽く自分の唇を合わせ、目を合わせる。

「こういう経験があるかないかも大人の魅力に関係するかもしれないよ?」

「そ、そういうもんっすかね……?」

我ながら何を言っているのかよく分からないが、ファラの心が揺らいだ隙を見逃さなかった。

「それにユーリを振り向かせたいなら、テクニックのひとつでも習得しておいたほうがいいんじゃないかな?」

「テクニック……っすか?例えばどんな?」

とはいえボクも経験があるわけではない。

ただカタリナさんから『あー……コホン!君もそろそろ大人の男として見られることもあるだろうから、知識くらいはつけるように』と、教本を貰い、予習はしている。

「”カタリナさん”から貰った本によると」

「えっ!?先輩から本貰ったんすか!ずるいっす!」

妙なところに反応してしまったが、この流れを使わない手はない!

「じゃあファラにも本の内容を教えてあげるから、ボクに身を委ねて」

「う~ん、なんか騙されてる気もするっすけど……わかったっす」