ある日のジム帰り、入口に女の子が立っていた。

「うーん、どうしようかなぁ」

メガネをかけていて気付かなかったが、声を聞いてすぐ分かった。この子が小泉花陽だということが。

「あの、どうされました?」

「わっ」

驚いて涙を目に浮かべながらこちらを見た彼女は、映像で見たどの花陽よりも可愛い。

「あ、すみません、驚かせたみたいで……入会希望ですか?」

「えっと、その、あの、えっと」

しどろもどろになりながら、俺から目を逸らす。

「あ、ダイエットならここはオススメできないよ、筋トレガチ勢が集まるから。ムキムキになりたいならいいんけど」

「あぅ!」

言われてすぐ、隠しきれないボディラインを隠す素振りを見せた。

正直胸の大きさに対しての比率で言えば、細い方だとは思うのだけれど、本人としては気になるらしい。

「ここよりオススメの場所、時間あるし案内しようか?それか自宅でできるトレーニング教えてもいいんだけど、どっちがいい?」

「あ、それなら、自宅でできるトレーニングを教えて欲しいです」

人間は選択肢を与えられると、それ以外の答えになかなか辿り着けないことを、俺は知っていた。

「そっか、じゃあうちだと狭いからどこか……あ、名前は?」

危うく花陽ちゃんは?と言いそうになって少し焦る。

「あ、すみません、小泉花陽っていいます」

「小泉さんね。いきなり小泉さんの家ってわけにもいかないから、同じくらいの広さのお部屋探してみよっか」

「あ、はぃ、お願いします……」

いよっしゃぁ!と心の中で勝利の雄叫びを上げた。

ホテルに誘うことに成功したのだから。

「きゃっ!?」

彼女から聞いた部屋の情報から大体同じ大きさの部屋を割り出した俺は、彼女をベッドに乱暴に寝かせた。

紳士タイムの終了である。

「な、何をするんですか?」

明らかに不安と恐怖に染まった顔色は、むしろ興奮材料でしかない。

「ここが何する場所か、知らないわけじゃないよね?」

彼女は黙って俯いた。

ならば

「無理やりされるか優しくされるかどっちがいい?」

彼女はうぅっと呻き、恨めしそうに俺を睨むと、涙目のまま諦めたように答えた。

「や、優しく、お願いします……」

「おっけー」

言われた通りに優しく抱きしめ、そのまま唇を重ねる。

「むちゅっ……ふぁ」

「今度は大人のキスするね」

「んんっ、んっ、はっ、んっ」

クチュクチュと舌を絡ませる音が頭の奥に響く。

「ぷはっ、ひゃんっ」

「すごく可愛いよ、花陽ちゃん」

耳元で囁きながら、ブラウスのボタンを外す。

「んんっ、ま、まってくだひゃい」

「?どうしたの?」

彼女は身体を起こすと、ブラのホックを外し、支えを失った大きな胸は弾むように揺れた。

「お腹周りは恥ずかしいので……ダメですか?」

半開きのブラウスから飛び出る胸の圧倒的な存在感に、理性が飛びそうになる。

「?お兄さん、どうしたんですか?」

「なんでもないよ、見とれてただけで」

「え?えへへぇ、なんだか嬉しいです」

優しくベッドに寝かせ直し、舌を絡ませ合いながら胸を揉む。

「んんっ、ふぅっん、ぷはっ、あぅ、は、恥ずかしいよぉ、誰か助けてぇ……」

「この部屋には花陽ちゃんと俺しかいないよ」

「そうですけどぉ……はぅん、ち、乳首いじっちゃやだぁ……」

指で軽く摘み、軽くキスをしてから、触れていない方の乳首に吸い付く。

「ひゃんっ、んんっ、んぁっ、乳首弱いのぉ、いじめないでぇ」